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ハードウェア上級 #3 メモリ深掘り — ページキャッシュ・THP・帯域幅
ページキャッシュの読み取り・書き込みの経路から、THP が作る遅延スパイク、明示的 hugepages と TLB、swappiness の実際の実装と zswap、そしてコアが遊んでいても速くならないメモリ帯域幅のボトルネックまで、カーネルメモリメカニズムの内側を扱います。
ハードウェア上級 #2 eBPF 観測 — 平均が隠すテールを見る
eBPF はカーネル内で安全に実行される小さなプログラムでシステムイベントを直接トレースする技術です。biolatency と runqlat で平均指標が隠す遅延分布とテールを読む方法、BCC ツールの地図、運用時のオーバーヘッドの注意点まで整理します。
ハードウェア上級 #1 CPU マイクロアーキテクチャと perf — 同じ 100% が違う理由
CPU 使用率が同じ 100% でも、コアがこなした仕事の量は違います。IPC とキャッシュミス、分岐予測ミスで使用率の裏のマイクロアーキテクチャを読み、perf stat の数字からメモリ待ちと演算の飽和を見分ける方法を扱います。
ハードウェア中級 #9 実践:遅くなったサーバーを診断する — シリーズのまとめ
「サービスが遅い」という報告から出発し、4 つのリソースを順に絞り込んでいく診断ウォークスルーです。症状を定義し、リソースごとに点検し、仮説を確かめ、処方して再測定するところまで進みます。チューニングの原則とともにハードウェア中級シリーズを締めくくります。
ハードウェア中級 #8 GPU とアクセラレータ — AI 時代の 5 つ目のリソース
AI ワークロードのボトルネックは 4 つのリソースの外にあります。GPU が CPU と違う働き方をする仕組み、モデルのサイズを決める VRAM と HBM、nvidia-smi の指標の読み方、そして GPU を分けて使うパススルー・vGPU・MIG まで、運用者の視点で整理します。
ハードウェア中級 #7 ストレージネットワーク — iSCSI・FC・NVMe-oF・マルチパス
ディスクがサーバーの外へ出ると、ストレージはネットワークの問題になります。iSCSI と FC のトレードオフ、NVMe 時代の NVMe-oF、経路の冗長化を担うマルチパスの運用、そしてクラウドのブロックストレージとのつながりまで扱います。
ハードウェア中級 #6 RAID 運用の実際 — リビルド・スクラブ・バックアップ
RAID の本当の試験はディスクが死んだあとに始まります。リビルドがもっとも危険な時間である理由、URE と大容量ディスク時代の RAID5 の問題、ホットスペアとスクラブの役割、書き込みキャッシュとバッテリー、そして RAID がバックアップではない理由まで整理します。
ハードウェア中級 #5 ストレージ性能の実測 — fio・キュー深度・SSD の内部事情
カタログの IOPS は条件付きの数字です。fio で自分のワークロードの形どおりに測る方法、キュー深度とレイテンシのトレードオフ、そして書き込み増幅 (write amplification) や TRIM など、昨日と今日で SSD の性能を変える内部事情を扱います。
ハードウェア中級 #4 NUMA — メモリは均一ではない
ソケットが 2 個以上のサーバーでは、メモリへのアクセス速度はコアの位置によって変わります。NUMA の構造、ローカルアクセスとリモートアクセスの差、numastat で見るミス比率、そしてデータベースと仮想化での対処まで整理します。
ハードウェア中級 #3 メモリ深掘り — available・ダーティページ・コンテナ上限
free の出力で見るべきたった 1 つの列、書き込みバーストを生むダーティページの動作、swappiness の本当の意味、そして cgroup のメモリ上限とコンテナの OOMKilled まで、運用の場面のメモリを扱います。
ハードウェア中級 #2 CPU 深掘り — ターボ・スロットリング・スチールタイム
スペック表のクロックは約束ではありません。ターボブーストとサーマルスロットリングでクロックが揺れる理由、仮想マシンの CPU を削るスチールタイム、コンテキストスイッチのコストと CPU ピンニングまで、運用の場面で見る CPU を扱います。
ハードウェア中級 #1 性能指標の読み方 — 遅いを数字に変える
ハードウェア基礎で 4 つのリソースの概念をつかんだら、中級は運用の場面から始まります。使用率・飽和・エラーという 3 つの問いで指標を読み、ロードアベレージと %wa の本当の意味をハードウェアの動きとして解釈する方法を扱います。