AWS
AWS データ転送料金の全体整理 — どこで課金され、どこが無料か
AWS の請求書で最も読みにくい項目であるデータ転送料金を区間別に整理します。受信は無料で送信は課金という大原則、インターネット送信 $0.09/GB、同一 AZ 無料と AZ 間の双方向 $0.01/GB、リージョン間転送、NAT Gateway とパブリック IPv4 のように転送に上乗せされる追加料金、VPC エンドポイントによる回避と削減の手順まで扱います。
CloudFront 導入のコスト損益 — 入れると安くなる場合とならない場合
CloudFront を前に置くと料金が下がるのかを計算で整理します。EC2、S3 直接転送 $0.09/GB と CloudFront $0.085/GB の単価差、オリジンから CloudFront への転送が無料という構造、常時無料 1TB の効果、小さいレスポンスが大量に出るワークロードでリクエスト料金が本体になる落とし穴、キャッシュヒット率が損益を分ける理由と導入判断の手順まで扱います。
NAT Gateway 料金の削減 — 時間単価ではなくデータ処理料金が本体です
NAT Gateway の請求書を分解し、削減の順序を整理します。時間あたり・データ処理・インターネット転送が重なる 3 層の課金構造、ダウンロードにも処理料金がかかる見落とし、無料のゲートウェイエンドポイントからインターフェイスエンドポイント、IPv6、NAT インスタンスまで続く迂回ルートごとの損益、トラフィックの主犯を見つける診断方法、マルチ AZ 配置のコスト構造まで扱います。
DynamoDB vs RDS — AWS データベースの選択基準
DynamoDB と RDS を分ける実務基準を整理します。キーバリューとリレーショナルというデータモデルの違い、リクエスト単位課金とインスタンス時間課金が分ける請求書の構造、アクセスパターンを先に設計する必要がある DynamoDB の制約、GSI が書き込みコストを倍数にする落とし穴、トラフィックパターンで分ける判断の手順と両方を併用する構成まで扱います。
RI vs Savings Plans — AWS コミットメント割引の選択基準
リザーブドインスタンスと Savings Plans を分ける実務基準を整理します。インスタンス属性のマッチングと時間あたり金額のコミットという構造の違い、最大 72% という同じ割引率の中で分かれる柔軟性、Savings Plans がカバーできない RDS のようなサービス、キャパシティ予約という別問題、コミット額を請求書の安定した下限に合わせて決める方法まで扱います。
EFS vs EBS vs S3 — AWS ストレージの選択基準
AWS のストレージ 3 つを分ける実務基準を整理します。ブロック、ファイル、オブジェクトというアクセスモデルの違い、GB あたり $0.023 から $0.30 まで開く単価とプロビジョニング・使用量という課金方式の差、EFS のスループット料金のような隠れコスト、共有が不要なのに EFS を使うありがちな過剰設計、アクセスパターンで分ける判断の手順まで扱います。
SQS vs SNS vs EventBridge — メッセージングサービスの選択基準
AWS のメッセージングサービス 3 つを分ける実務基準を整理します。キュー、pub/sub、イベントバスというモデルの違い、保持と再試行があるところとないところ、100 万件あたり $0.40 から $1.00 まで開く料金と 64KB チャンク課金、SNS の後ろに SQS を置くファンアウトのような組み合わせパターン、EventBridge の遅延と FIFO のスループット上限まで扱います。
ALB vs NLB — ロードバランサーの選択基準
ALB と NLB を分ける実務基準を整理します。L7 ルーティングと L4 転送という動作レイヤーの違い、固定 IP・送信元 IP 保持・PrivateLink など NLB でしかできないこと、時間単価は同じなのに LCU の計算で分かれる請求書の構造、クロスゾーン負荷分散のような隠れコスト、両方が必要なときの NLB → ALB チェーン構成まで扱います。
Lambda vs Fargate — サーバーレスコンピューティングの選択基準
Lambda と Fargate を分ける実務基準を整理します。呼び出し単位課金とタスク単位課金の構造の違い、常時実行なら Lambda が 2 倍以上高くなる単価計算と使用率の基準線、15 分・10GB・コールドスタートという Lambda のハードリミット、API Gateway とログ収集が本体料金を超える隠れコスト、ワークロードの性格で分ける判断の手順まで扱います。
ECS vs EKS — コンテナオーケストレーターの選択基準
ECS と EKS を分ける実務基準を整理します。無料のコントロールプレーンとクラスターあたり月 $73 の差より大きい運用コストの正体、EKS のバージョンアップグレードのサイクルと放置すると 6 倍になる延長サポート料金、Auto Mode が減らしてくれるものと残るもの、Kubernetes エコシステムが本当に必要になる条件、チーム規模・可搬性・採用の観点での判断基準まで扱います。
Aurora vs RDS — 構造の違いと乗り換える基準
Aurora と標準 RDS を分ける実務基準を整理します。コンピュートとストレージの分離構造が生む違い(共有ストレージのリードレプリカ 15 台、速いフェイルオーバー、256TiB 自動拡張)、インスタンスのプレミアムにストレージ・I/O 課金が乗る料金構造、I/O-Optimized が有利になる 25% の基準線、Serverless v2 と 0 ACU の自動一時停止、そして標準 RDS が依然として正解になる条件まで扱います。
S3 ストレージクラス比較 — Standard から Glacier Deep Archive まで
S3 ストレージクラスを選ぶ実務基準を整理します。クラスごとの保存単価と取り出し料金・最低保存期間の全体マップ、Standard-IA の三つの落とし穴(取り出し料金・30 日・128KB)、Glacier 3 クラスの違い(即時・数時間・12 時間)、アクセスパターンが不明なときに Intelligent-Tiering が正解になる理由、ライフサイクル移行の料金が削減を食いつぶす条件まで扱います。